外来抗がん剤治療とは

化学療法室 がん治療で、手術や放射線治療と並ぶ柱が、がん細胞を薬でたたく抗がん剤治療です。胃がんや大腸がん、肺がん、乳がんなどが進行して手術できない場合、抗がん剤で完治させることはできないとされるものの、進行を遅らせたり、症状を和らげたりする目的で治療します。手術後に再発を防ぐため抗がん剤を使う場合もある。厚生労働省は85種類の抗がん剤を承認しています。

抗がん剤の改良や副作用を抑える薬の開発などで、抗がん剤治療は以前より安全に外来で行えるようになってきましたが、それでも避けて通れないのが、やはり副作用の問題です。副作用の多くは、吐き気、だるさなどですが、時として不整脈、肝機能の低下、重症の感染症など命にかかわる場合もあります。

外来治療を始める前に、まず患者さんの全身の状態を詳しく検査し、使う抗がん剤の量や期間などの治療方針を慎重に決めます。次に、原則として1週間程度入院して、抗がん剤を投与し効果の有無や重い副作用が出ないかを十分にチェックします。看護師や薬剤師が、副作用や日常生活の注意点などをよく説明し、患者さんの抗がん剤治療への理解を高めます。

治療が有効なら、退院後は1~3週間ごとに通院し、外来治療が始まります。治療当日は主治医のもとで血液検査や問診を受け、体調を確認した後に外来化学療法室で、抗がん剤や副作用を抑える薬の入った点滴を受けます。現在では、患者さんが抗がん剤治療やその副作用を十分理解し、ある程度の身体的条件さえ満たせば、大半の抗がん剤治療は通院で行えるようになってきました。 

看護部から

 外来化学療法室は平成22年7月に開設しました。リクライニングベッド3台、ベッド1台でそれぞれに液晶テレビを設置し、リラックスした状態で治療を受けて頂ける様にしています。月~土迄の予約制で、患者様個々の治療スケジュールに合わせて予約をお取りしています。5名の看護師が日替わりで担当し、消化器癌の抗癌剤治療や炎症性腸疾患の生物学的製剤の投与を受けておられる患者様のお役に立てるよう、看護師一同努めています。
患者様が安心して自宅療養が出来る様に、副作用の予防・対処方法を記したミニ冊子を初めての外来治療の際にお渡しし説明しています。 また点滴治療中毎回薬剤師が訪室し、副作用の程度をお聞きしたり、患者様からのお薬に関する質問等にお答えしています。

安藤看護師

安藤看護師

井上看護師

井上看護師

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