私は介護老人保健施設で働いている管理栄養士です。

介護老人保健施設(老健)ではどんな仕事をしているか、

ほんの一部ですが紹介したいと思います。


まず、その日の入所者様の状況や食事についてなどの打ち合わせから始まります。その後は帳票の処理や確認をし、昼食の「検食」を行います。検食とは食事を提供する前に、味や形態などの確認を行うことをいい、食事を提供する前には必ず行います。昼食の食事時間にはフロアーに行って、お食事の味付けについてなどを入所者様に伺ったりしています。午後からは、カンファレンス(入所者様について話し合う場)などの会議に出席したり、書類の記入を行ったりしています。そして最後に夕食の検食を行い、一日が終了します。
こう文章にすると、なかなか漠然としたものになっていますね。毎日の中から2つですが、ピックアップしてお話したいと思います。


 
お食事の時間には、きょうの食事の味やメニューは良かったかお話を聞きに回っています。多くの入所者様に「おいしい」と話ししてもらえており、そういう時は一番「栄養士していてよかった?」と思えるときです!でも、やっぱり厳しいことを言われるときも・・・そんな時は、厨房と相談してメニューの改善を行い、次に繋げています。老健では利用者様が三食とも食堂へ出てこられ、ほとんどの方が自分で食べられています。
  麻痺や、認知症により上手に自分で食べられない方もいらっしゃいますが、食器や道具を工夫したりしています。また、直ぐに食事を介助するのではなく、声掛けなどによりできるだけ自分で食べることを継続できるように援助するように心掛けています。
 



 
その月にちなんだレクリエーションを行っています。利用者様に喜んで頂けるように毎週栄養士、介護士、リハビリ、支援相談員などの様々な職種が集まって話し合いをしていますが、出し物などがいつもなかなか決まらずに困ってしまいます。レクリエーションの例として4月は公園へお花見、8月は納涼祭でたこ焼きなどの屋台を開いたり、また12月にはクリスマス会で劇をしてプレゼントを配ったりしています。


栄養士とはどんな仕事をしているか少しは分かってもらえたでしょうか?献立を立てて、栄養計算しているイメージが強いので余計に分からなくなった方もいらっしゃるのではないかと思います。栄養士とは「食」に関係するときにいろいろな場面で関わっています。「栄養士」の仕事に少しでも興味を持っていただけたら、うれしいと思います。

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