■阪和記念病院院長
 
 湯口 貴導  

阪和記念病院は開院以来、脳卒中を中心とした神経疾患、心 臓疾患、人工透析の専門病院として存続して参りました。この 歴史を引き継ぎ、世の中の多く人々に役立つことが記念病院の 根幹と考えます。
近い将来には、信頼のおける専門病院としてのブランドを 確立したいと考えています。ブランドは憧れということであり、 患者様がぜひ記念病院で治療を受けたいと希っていただける ようになることです。同時に記念病院で働く職員一同が、患者 様の為に嬉々として働くことに生きがいを感じている姿に、他 の医療に携わる人々の憧れの病院に成長することです。
私のモットーは「人の苦しみを我が苦しみと思い、ともに苦 しみそしてともに喜ぶ」です。
私は常々さまざまな病気を持つ患者様がその意味を感じ、喜びを 感じていただくように成ることだと思っております。
職員一同が皆この思いで患者様に接することができれば、療養していただく患者様にとっても、職員にとっても幸せな時間が訪れると確信しております。 記念病院の役割と今後の方向性は、神経外科医が脊椎・脊髄患者を受け入れるからには、世の中で必要とされる脊髄損傷の患者様も積極的受け入れ、
外科治療からリハビリテーションまで最新の医療を急性期から継続的に行うことが大前提と考えます。 治療が困難な人工透析患者の脳卒中、心疾患も
積極的に受け入れることが、透析を受けておられる患者様の安心感につながることになると考えます。
しかしこのような崇高な目標だけで記念病院は存続できるでしょうか?
透析を受ける患者様にとっての安心感はいずれ外来透析患者様の増員につながるでしょう。そして治療困難な透析患者の脳率中、虚血性心疾患の受け入れによる成果はいずれ、透析患者以外の脳卒中、虚血性心疾患の受け入れ増員につながると信じています。
脊損患者様の受け入れは困難ですが、いずれこの活動は評価され、脊損患者以外の脊椎・脊髄疾患の患者増員につながると信じています。
そこで得られた増収を透析の患者様、脊損の患者の受け入れに伴う負荷に充てることができれば、採算が取れ、かつ世の中に必要となれる本物の医療機関(ブランドな病院)につながると信じています。

 



阪和病院の理念