口腔内(歯や歯肉)をいつまでも健康に保つためには、毎日のブラッシングはもちろん、歯科医や歯科衛生士による定期的な専門的口腔ケアが重要ですが、歯と歯肉は特に食生活とも密接な関係があります。口腔内を丈夫にするための食生活を今一度見直してみましょう。

食べ方にも口腔内の健康に深い関係があります。よく噛んで食べると唾液の分泌が促されます。唾液には感染予防物質が含まれており、むし歯や歯周病を防いだり、食品の発ガン性を無毒化するなどの働きがあります。

よく噛むことは脳細胞の活性化にもつながるので、認知症の予防にもなります。高齢者には分泌される唾液の量が若者の半分程度に減少してきます。多少噛みづらくても、また、やわらかい食べ物でもすぐに飲み込まないで、よく咀嚼(噛み砕くこと)するようにしましょう。

高齢者はプラーク(歯垢)の細菌により、肺炎を起すこともあるので要注意です。歯の健康は長生きにも不可欠なのです。

※プラーク(歯垢):歯の表面についた白っぽいネバネバ。歯垢(歯牙細菌苔)とも呼ばれ、生きた細菌の大集団が苔のようにへばりついているもの(食べかすではない)。虫歯や歯周病の原因となる。プラークに唾液中のカルシウムやリン酸が沈着して石灰化したものを「歯石」というが、表面がザラザラしているのでその上にもまたプラークがつきやすい。


 

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