ビタミンCが豊富で、疲労回復や肌の新陳代謝を良くするほか、粘膜を丈夫にして風邪の予防、血管の老化防止に役立ちます。果皮には「オーラプテン」という香りの成分も多く含まれ、発ガン抑制効果が期待できます。
果実は400〜500g(温州みかんの4〜5倍)でじょうのう(中の小袋)が厚くて硬く、苦み・酸味がありますが、夏の果物として爽快さを好む人もいます。
夏橙(なつだいだい)が正式な名称。 1700年頃(江戸時代中期)に現在の山口県長門市の青海島、大日比海岸に漂着した果実の種をまいて育てたのが始まりとされています。
その原木は昭和2年に史跡名勝天然記念物に指定され、 現在も保存されています。
秋になる果実は、酸味が強く生食には不向きと考えられ、子供の玩具(ボール遊び)や酢の代用として使われてきました。 しかし、もぎとらないでおいていたところ、初夏に食べ頃に。 それ以来『夏みかん』と呼ばれるようになりました。
現在は2月頃から出回り、最盛期は4〜6月。 産地は山口県萩のほか、和歌山県が有名です。